非凡になりたい凡人

非凡にあこがれる男の雑記ブログ

田舎の税金は何に使われているのか解説

どうも、凡人です。

 

本日は税金の使われ方についてお話していこうと思います。

皆さんは自分が払っている税金が何に使われているのかご存じですか?私は最近まで税金についてほとんど知識がなく、警察官が働くお金や道路整備などの地域をよくする活動に使われているんだろうなぁくらいにしか感じていませんでした。

しかし、先日図書館に行くと町税が何に使われているのかというパンフレットがあり、読んでみると面白かったので今回はその内容をご紹介していこうと思います。

 

私が住んでいるのは鳥取県琴浦町という田舎です。

なお、今回のデータは「もっと知りたい琴浦町 ことしの仕事 令和3年度」を参考にしています。

 

 

 

結論からお伝えすると、税金の使われ方の内訳は以下の通りです。

 

子育て・医療・福祉       29.3%

地域づくり・広報・庁舎管理   17.8%

借金の返済           13.5%

農業・林業           12.6%

教育・生涯学習・スポーツ    9.3%

道路・住宅           8.2%

ごみ・健康づくり        4.3%

消防・防災・減殺        2.7%

商工業・観光          1.3%

その他             1.0%

 

 

ちなみに東京都の税金も使い道は

 

1位 公債費・税連動経費

2位 福祉と保健

3位 教育と文化

 

となっています。

 

なるほど。東京の税金の使い道と比べているとわかりやすいのですが、地方だと地域づくりに力を入れていることがわかります。

確かに琴浦町では、「琴浦さん」というアニメ化もしている漫画で地域を盛り上げたり、地域をどのように盛り上げるのかというプランを住民で考えるコンテストなどが主催されています。今回参考にしている資料も若者にも身近に感じてもらいたいという意図で漫画を取り入れて読みやすくなっています。これも税金の使われ方第2位の広報から予算が出ているでしょう。

 

 

実際にどのようなことに税金が活用されているのか掘り下げてみていきます。

 

琴浦町では人口の減少が大きな問題となっており、特に若い人の人口が減ってきていてお年寄りの方が多いです。20年後には人口の半分以上が50歳以上になると予想されており、そうなると税金の多くは介護に流れると思われます。

それを防ぐために琴浦町では、都会に出た若い人が戻ってきやすい街づくりに力を入れています。

例えば、子育て教育では学校現場での働き方改革の推進や、琴浦町の図書館などの教育施設の改良をしています。観光事業では、ロゴマークやキャッチコピーでの集客や、道の駅などの施設を観光客向けにするなどをしています。実際に琴浦町にある浦安駅では、「じゃないほうの浦安」として千葉県浦安市ではないほうだという自虐キャッチコピーを作成して話題となりました。

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このポスターは町のいたるところに貼られています。

 

このように、田舎では地域の活性化に力を入れています。これは琴浦町だけではなく、田舎では多くの地域で高齢化が問題となっているので、どこの地域でも似たような観光政策をしています。

 

 

 

まとめ

税金がいろんなことに使われてることがわかっていただけましたか?普段何気なく使っている学校のデジタル媒体や、道路を舗装したり雪かきをしたりするのもほとんどが税金によるものなのです。税金によって私たちの暮らしが豊かになっていることを知るとほっこりしますよね。

また、地域は私たちで作るものなので、どんどん選挙などの住民が参加できる機会に参加していくべきだと考えさせられました。

 

 

では。